着物

日々のあれこれ

着物はファッションか教養か ー インターネットに見る着物と現代社会

こんにちは、宮寺理美です。私は着物が好きで、よく好んで着ています。週末に着物を着る生活を始めて、大体15年くらいでしょうか。その頃から、「着物を着ていく場所が無い」と言う方を、主にインターネットでよく見た気がします。私は誰かとつるむのが苦手...
文化事業紹介

【ファッションとガールズヒストリー】大正の夢 秘密の銘仙ものがたり展

それはむやみに光る絣であった。幼稚な彼の眼には光らないものより光るものの方が上等に見えた。番頭に揃いの羽織と着物を拵えるべく勧められた彼は、遂に一匹の伊勢崎銘仙を抱えて店を出た。その伊勢崎銘仙という名前さえ彼はそれまでついぞ聞いた事がなかっ...
文化事業紹介

【悪魔に魅了された?芥川龍之介の生涯を追う】たばこと塩の博物館 特別展「芥川龍之介がみた江戸・東京」

そこで、この煙草は、誰の手で舶載されたかと云ふと、歴史家なら誰でも、葡萄牙人とか、西班牙人とか答へる。が、それは必ずしも唯一の答ではない。その外にまだ、もう一つ、伝説としての答が残つてゐる。それによると、煙草は、悪魔がどこからか持つて来たの...
日々のあれこれ

モダン大阪の折衷文化、古都京都の陰影礼賛

こんにちは、宮寺理美です。私が子供の頃にはこんなお洒落な呼び名は無かったように記憶しているのですが、いつからか当たり前のようにこう呼ばれるようになったシルバーウィーク、珍しく1人で、少し遠方に出かけました。 今回は大阪と京都へ。観光が目的で...
和服

埼玉県行田市で学ぶ足袋と近代史の関係

10年ほど前でしょうか。当時、私はよく柄物の足袋を履いていました。アンティーク着物の大きな柄に、小さな水玉模様の柄足袋を履くのが好きでした。主張の強いアンティーク着物には、確かにそういう「パンチ力のある」ものを合わせた方が可愛いこともありま...
和服

平安時代にタイプスリップ?十二単東京でお姫様体験

“花の色は移りにけるないたずらに” そんな和歌を詠んだのは絶世の美女と名高い平安時代の女流歌人、小野小町。しかし令和の現代ではもはやそんな価値観は時代遅れ。美貌は衰えるものではない。それは成熟である!先日、36歳になり、人生3度目の十二単体...
PAGE TOP
error: Content is protected !!