宮寺理美

日々のあれこれ

巨人と抹茶味の月餅、あれこれ不安な2024年9月の手記

こんにちは、宮寺理美です。2024年は、中国の各種SNSで情報発信をしたり、日本の媒体で発信をする中国出身のクリエイターたちにとっては、あまり状況が良いとは言えませんでした。特にフォロワー数や閲覧数をただの数字としてしか認識しておらず、相手...
文化事業紹介

紡がれる糸と谷崎潤一郎 幻の谷崎邸「鎖瀾閣」VR化の挑戦

私は、われわれが既に失いつゝある陰翳の世界を、せめて文学の領域へでも呼び返してみたい。文学という殿堂の檐のきを深くし、壁を暗くし、見え過ぎるものを闇に押し込め、無用の室内装飾を剥ぎ取ってみたい。それも軒並みとは云わない、一軒ぐらいそう云う家...
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令和の浴衣革命は伝統になり得るか

こんにちは、夏が嫌いな宮寺理美です。今年の夏も、この暑さにうんざりしている方が多いのではないでしょうか。最近ではもう感覚がおかしくなっており、32℃くらいだと「涼しい」と感じてしまいます。夏に対しての苦手感を感じ始めたのは10代の頃からで、...
日々のあれこれ

名もなき花と刺繍手鞠、紫陽花の文化交流

こんにちは、 夏が嫌いな宮寺理美です。2024年6月は、東京では梅雨がほぼありませんでしたね。突然嵐が来たと思ったら突然暑い日が訪れる、という気候が続くので、低気圧による体調不良に悩まされる1ヶ月になりました。じめっとした雨がずっと続くのも...
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【阪神間モダニズム紀行】建築物から辿る日本の近代

こんにちは、宮寺理美です。前回は中国という視点から神戸旅行を辿ってみました。でも実は、今回の神戸旅行はもう一つのテーマがありました。それは「阪神間モダニズム」と呼ばれる文化です。すごくシンプルに説明してしまえば、大正時代~昭和初期の大阪から...
文化事業紹介

【神戸逢知音記】朋輩たちの足跡をたどる神戸の旅

こんにちは、宮寺理美です。先日、実に8年ぶりの神戸旅行に行きました。前に行った際には完全に観光気分で、北野異人館などの名所めぐりに勤しみました。特に心に残っていたのは異人館街に向かう「オランダ坂」という坂道。本当に急勾配の坂道で、途中で断念...
文化事業紹介

懐かしくも新しい幻想の世界 マツオヒロミ展 -レトロモダンファンダジア-

こんにちは、宮寺理美です。「大正ロマン」というワードを聞いた時、どんなものを思い浮かべますか?耳隠しヘアに和服姿の女性や、袴と大きなリボンのはいからさん、書生さんや和服に帽子やステッキを持った紳士、蓄音機などのインテリアなどでしょうか。そし...
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伝統と呼ばれるものたち

こんにちは、宮寺理美です。私は和服が好きでよく着ています。たまたまフォロワー数が増えた中国のSNSでも、投稿内容は和服の事がメインです。ただ、自分の意識としては「和服が好き」というより、レトロで可愛いものが好き、という感覚です。そのため現代...
日々のあれこれ

龍の昇るところに稲荷と徳川家康あり、東京龍神めぐり

『三月三日この池より竜昇らんずるなり』で、――誰でもこれには驚いたでございましょう。その婆さんも呆気あっけにとられて、曲った腰をのしながら、『この池に竜などが居りましょうかいな。』と、とぼんと法師の顔を見上げますと、法師は反って落ち着き払っ...
日々のあれこれ

外の目線で内を見るという行為

こんにちは、宮寺理美です。今年は冬の間は生暖かくて全く冬らしくないし、3月になったら突然寒いしで調子が狂う天候が続き、精神的にも肉体的にもヘロヘロでした。皆様もどうぞご自愛ください。 さて、今年の春節は2月10日でした。今年は春節の前後に、...
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